苦手な物言い

ハァ?と言われると胸が深く痛むのは何故なんだぜ?


年を重ねて、
すこしくらいのトラブルならば自分の感情をコントロールできるようになった。
大抵のことならば、ある程度落ち着いてられる。
ただ、ハァ?だとか何言ってんの?という切り口に未だとても弱い。
乗り越えられるかな、この苦手な物言い。
自分を全否定されてるように感じてしまい、
そんな時わたしはいつも自分でいることに臆病になって、自分を隠す。膿をためる。


子どもの頃に否定されて育ったなんてことはないし、
親はちゃんと自分を愛してくれていた。
それなのにいつからこんな風に苦手意識(というより強迫観念)を感じるようになったんだろう。ふつうに疑問である。


逆に、笑いとばしてくれる人に合うと安心する。
「そのままでいい」なんて言ってくれる人など滅多に居ないんだから、
そのリラックスした時間に貴重ささえ感じる。
子どもに戻れるような。仮面や鎧をとれるような。


ひとに不快感を与えないための鎧。
それはたまに自信にもなるが、何をそんなに着込んでるんだろうと悲しくなったりする。